響の言葉
hibikyo.exblog.jp
  Top ;Log-in
<   2010年 09月 ( 8 )   > この月の画像一覧
|
|
2010年 09月 26日 |
e0027681_2219870.jpg千葉市美術館へ。若冲展以来2回目です
今日はいつもと違うルートで千葉へ
新宿から埼京線りんかい線直通で新木場
新木場から京葉線で千葉みなと
千葉みなとから千葉都市モノレールで葭川公園
徒歩5分で千葉市美術館です
京葉線快速は速かったですけど
乗りかえも多いし特に便利なわけじゃないので
帰りは千葉からまっすぐ東京へ向かいました

交通ルートに関してはこのくらいで^^
田中一村展
迷ったあげく最終日に滑り込みました
人気があるらしく結構混んでいました
奄美大島の風景を描いたことで有名なこの画家は
20年も千葉に住んでいたそうです
千葉の風景には懐かしい日本の姿が描きこまれています
小さい頃神童と呼ばれたそうで、
わずか7歳ほどで信じられないほどの画力を示しています
大学を中退するも若い頃はもてはやされ大活躍しますが
その後鳴かず飛ばず・・・
公募展にもなかなか入選できず
失意の中?奄美大島へとわたります。
晩年までメジャーになることはありませんでしたが
死後、テレビで紹介されたことを機に画業が注目され
奄美大島の画家として脚光を浴びることになります
その集大成とも言える代表作
「不喰芋と蘇鉄」「アダンの海辺」は圧巻です
アンリ・ルソーの南国の絵にも似ていますが
ルソーと違いその地に住みスケッチを重ねた末の渾身の作
生命エネルギーがほとばしるのを感じます
この展覧会では、スケッチも含め
田中一村の仕事を詳細に調査しその全貌を明らかにしようとしています
熱い展覧会でした
by hanakannzasi-716 | 2010-09-26 22:14 | アート | Comments(1) |
2010年 09月 25日 |
東京富士美術館「ポーランドの至宝」
まずは映像を見て、ポーランドの歴史をざっと頭に入れ、
混んでなさそうなところから見始めました。

目玉はやはりレンブラントの2点でしょうか。
レンブラントのモナリザ「額縁の中の少女」
絵の中に額縁が描かれ少女の手がそのふちにかかっています。
トロンプ・ルイユ、だまし絵です。
そして「机の前の学者」
これも飛び出す絵本的な効果を表現しているようです。

ヘンリク・シュミラツキという画家の「泉のほとり」
庭園美術館でやっていたイタリア・マッキア派の絵を想い出しました。
印象派とは微妙に違うのですが、明るい光が輝いています。

19世紀の肖像画のところで、
「素晴らしい!こんなすごい絵はみたことがないわ!」
という女性2人組の話し声が耳に入ってきました。
「え?そんなに・・・?」と思いながら、そのあとのセリフにのけぞりました。
「イケダ先生に似てる!!」
・・・・・・そうだった。この美術館はほとんどそっち系の人が来ているのでしたね。
しっかしそんな感想もあるんですね~!あらためて驚きました(笑)
まわりの雰囲気も、
斜にかまえたり、距離を置いて引いてみる、という感覚は皆無のようでした。
すこーし怖かったです^^

企画展をひととおり見て、常設展で西洋美術史をざっとたどってから、
直通バスに乗って八王子駅へと戻りました。
by hanakannzasi-716 | 2010-09-25 22:50 | アート | Comments(0) |
2010年 09月 23日 |
国立近代美術館へ。
着いたのがちょうどお昼でレストランへ行ったら20人待ち。
休日の竹橋には食べるところがないので、
科学館まで走り地下食堂でエネルギー補給して戻ってきました。
夏の盛りには食欲もなく昼食抜きも平気だったのですが
涼しくなりさすがに食欲が出てきました。
せっかく5キロやせたのにあっという間に戻りそうで恐怖です^^

最初に収蔵展を観て、3時過ぎてから上村松園展へ。
女の人が女の人を描く。描き続ける。何だかふしぎ。
そう言えば私も子どものころ
お人形さんばかり描いていたことを想い出しました。
お人形というよりも可愛い女の子を描いてた。
綺麗に色も塗って自己満足で^^

だけどそんな遊びが仕事になって一生をかけたのが上村松園です。
能や浮世絵や古典文学を学び、
自己表現を追求していきました。
若い頃の絵はごちゃごちゃしていますが、
円熟期から晩年にかけては構図が整理され、
美しい女性の姿がクローズアップされ、
抑制された表情のなかに女の情念が押し込まれているようです。

源氏物語「葵上」の六条御息所の生霊を描いた「焰」
初めて実物をみましたが、
まるで滝のように流れ落ちるボリュームある黒髪や
着物に描かれた蜘蛛の巣がゾクゾクするような感覚を呼び覚まします。
顔はまるで夜叉の面のよう・・・
本来表情がないはずの能面からにじみ出る情念を感じ取ることができました。
by hanakannzasi-716 | 2010-09-23 23:09 | アート | Comments(0) |
2010年 09月 23日 |
清澄白河って結構ウチから遠いんですよ。
当然企画展も観るつもりで行ったんですが、
なぜか長蛇の列・・・
いや、予想しておくべきでしたよね。
だって「借りぐらしのアリエッティ」だもの^^
美術を担当した種田陽平展ということで、
親子連れがチケット30分、入場70分の行列をつくっていました。
ワタシは映画もみていないので並ぶ気力もなく、
列を横目にまっすぐ進んでMOTコレクション(常設展示)へと向かいました。
ちょうど解説ガイドが始まる時間だったのでラッキー!
やはりぼーっと観ているよりも解説聞くほうがわかりやすいですね。
最後の部屋はマーク・ロスコ、モーリス・ルイス、エルスワース・ケリー
が1点ずつ、どん、どん、どん、と。
アメリカ抽象表現主義。
結構好きなんです。
とにかくばかでかくて、中心となる点がないオールオーバー、
そこには人型はありません。
あるとしたら神だとおもわれます。
宗教的・・・なんですね。

川村記念美術館へ行きたくなってきました。
バーネット・ニューマン「アンナの光」を初めてみた時の感動が忘れられません。
もちろんロスコ・ルームも。

ちなみに東京都現代美術館はふだん人気ないので、
年に1回はアニメ関係の企画展をやって集客を稼ぐのだそうです。
実績を出しておかないと次期の予算が取れないんですね・・・
そうですよね、やっぱり日本人は印象派、ポスト印象派ですものね。
by hanakannzasi-716 | 2010-09-23 22:37 | アート | Comments(2) |
2010年 09月 12日 |
優等生が一生懸命頑張っている
ひたすら真面目に取り組んでいる
はたから見ると、何だか不思議におかしくて・・・
鍋島ってそんな感じかな?

ラッキーなことに
学芸員による見どころトークを聞くことができました
解説のあと
「ひとつだけ好きな作品を選ぶ気持ちで観てください。美意識を高めるコツです」
というお話があってなるほどと。

で、私のオンリーワンは
大根
・・・です

それを見たとたん顔がほころんで
ふあ~~~って感じで
嬉しくてたまらなくなったのです
大根が
二股大根が
まるでアングルのグランドオダリスクのように
ウルビーノのヴィーナスのように横たわり
ふさふさとした葉が円を描いてぐるりとお皿の丸の形をなしているのです
たまりませんな・・・

そのほか桃や茄子やウサギなどの動物や
あらゆる植物やクモの巣や吉祥文様、雪輪文様・・・
デザインの斬新さだけではなく
徳川家に献上するために磨かれたクオリティの高さ
工業生産ではないのに
同じデザインの作品を何枚も手作業で創りあげた真面目さには驚きます

これだけ思いきったデザインなのに上品さがたちのぼってくる
好きです!鍋島

サントリー美術館
by hanakannzasi-716 | 2010-09-12 22:38 | アート | Comments(4) |
2010年 09月 11日 |
新宿西口損保ジャパン東郷青児美術館
ウフィツィ美術館自画像コレクション展

フィレンツェ・・・ルネサンスが花開いた都
アルノ川を渡るヴァザーリの廻廊
渡りきったところに存在する華麗なるピッティ宮
ああ、憧れなのです!いつか飛行機に乗って・・・
飛行機恐怖症の私にはいつになるやらの遠い未来ですが

その廻廊に飾られた美術史上燦然と輝く画家たちの自画像が
新宿西口に集結しました

意外に女性画家が多いのには驚きました
特にマリーアントワネットを描いたヴィジェール・ブラン
自分をこんなに可愛く描くなんて^^
はっきり言ってアントワネットより可愛いですよ(笑)
この人はアントワネットが捕らわれたらすかさず亡命して
事無きを得たらしいです。

レンブラント約50歳の自画像
破産はじめあらゆる不幸が手をつないで訪れる寸前
暗闇の中に浮かび上がる中年男と
私はしばし向かい合いました
生き方の結果が顔にあらわれてくる年齢です
あんたも大変だね・・・
大芸術家が親近感を持って近づいてきました

バロックの巨匠ベルニーニ
「聖テレサの法悦」を創った人です
こんな顔の人だったんだ~!

草間彌生もこの展覧会を機に自画像を寄せることになったそうです
草間氏真骨頂のドットと網目の繰り返し
溢れるエネルギーがこちらへ押し寄せてくる!
こんなにすごい自画像は他にないでしょうね。日本の誇りかも

時代に沿ってイタリアの美術史の解説があり
大変勉強になりました

ウフィツィ美術館自画像コレクション
by hanakannzasi-716 | 2010-09-11 23:02 | アート | Comments(4) |
2010年 09月 05日 |
本日最終日。滑り込みセーフで観てきました。
パナソニック汐留ミュージアム
プロの照明ですさすがに!

何て言うんだろう・・・
まず感じたのは、古代につくられた土器。
日本で言えば弥生時代・・・?
あるいは、全く時代性が感じられない。
純粋に
人間の
かたちを追い求める
欲求・・・?

私は、作品を見ながら常に卵の殻を感じ続けました。
小学校の図工の時間
卵の殻でオーケストラ団員の顔をつくりましたっけ
前の日に卵の先端に割り箸で穴を開けて
そこからストローでちゅーと中身を吸い、乾かして・・・

いつでも壊れる用意がある物体としての卵の殻
その質感はたまらなくいとおしい
ハンス・コパーの陶器の不思議な形
その開口部はそんないとおしさをともなっていました。

ユダヤ人として時代に翻弄された人生であるにもかかわらず
あまりにも純粋な創作活動に鮮烈な印象を受けました。
by hanakannzasi-716 | 2010-09-05 21:54 | アート | Comments(4) |
2010年 09月 02日 |
日曜日。ぐるっとパスで都内をお散歩しました。
まずは四谷。ホテルニューオータニ美術館
「造形作家友永詔三の世界~木彫りの乙女たち」
NHK「プリンプリン物語」のキャラクターを作った作家さんです。
木彫りの少女たちは異様に細長くて、
アクロバティックに曲げられたものなどもありましたが、
けっしていやらしくなく、無垢な表情からは
観音菩薩のイメージすら感じました。

南北線で六本木1丁目。大倉集古館へ。
「欣求浄土~ピュアランドを求めて~」ということで
仏画や十六羅漢図など大変地味な内容でしたが、
なぜか女性客の集団が次から次へと。
休憩ソファーにすわってピーチクパーチク。
聞くともなしに聞こえてしまうその内容は人の悪口だったり・・・
あんまりうるさいんで「静かにしろ~~~!!」
とは私は言いませんでしたが、係の人が注意していました。
どこかの女性誌で取り上げたな、さては。

続いて泉屋博古館分館へ。
「近代日本画にみる東西画壇」
東京は粋(いき)京都は雅(みやび)大阪は婀娜(あだ)という性格付けで、
それぞれの画壇の作品を紹介していました。
大阪画壇の画家はほとんど知らない人ばかりでしたが、
その色っぽさ、艶めかしさに目を奪われました。
比べて東京画壇はあまりにも色気がないように思われて^^
それぞれ特色があるものなのですね。

市ヶ谷で一休み。
さあ、もういっちょいくか!というわけで、
都営新宿線初台へ。
東京オペラシティアートギャラリー
アントワープ王立美術館コレクションです。
ベルギーの絵画は昨年だったかブンカムラでも観ました。
やはり見どころはマグリット、デルヴォーでしょうか。
アンソールも何点かありましたが、特徴的な絵はなかったみたい。
収蔵展もシュールなものが多くて面白かったです。
でも、さすがに最後は疲れていました^^

ぐるパスですべて無料です。
完全にモトを取りました。満足。
by hanakannzasi-716 | 2010-09-02 22:48 | アート | Comments(0) |
ページトップ
XML | ATOM

個人情報保護
情報取得について
免責事項
Child Room Skin by Sun&Moon