響の言葉
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2010年 02月 27日 |
e0027681_21543232.jpgイタリア絵画の歴史を追うと、カラヴァッジョが活躍した17世紀バロックと20世紀未来派は有名だが、
間の19世紀はフランス印象派にお株を奪われた格好である。
ところが実際は、マッキアイオーリと呼ばれる近代画家たちが、
印象派に先立ち光を描き、実績を残していた事実はあまり知られていない。
というか初めて知った(笑)
マッキアとは斑点という意味。点描のようなものだろうか?
印象派との違いが良くわからなかったが、
イタリアの明るい空とコントラストの強い光が心に残った。

20100221 庭園美術館
by hanakannzasi-716 | 2010-02-27 21:54 | アート | Comments(0) |
2010年 02月 27日 |
先週の日曜日。最終日に滑り込みで観てきました。
武蔵野市立吉祥寺美術館は初めて訪れます。
齋藤真一という画家は生前から人気があったようで盛況でした。
越後の瞽女を取材し、その生き様を描いた作品を残したことで有名です。
瞽女とは、盲目の女性遊行芸人で、三味線を弾き歌い農村や山村を回りました。
男性と交わり子をなすことを禁じられ、掟を破ると不幸な人生が待ちうけていたようです。
瞽女を描いた絵はどれも真っ赤な背景。まるで血のように濃い赤です。
失明する前に記憶している唯一の色が真っ赤な夕焼けだというある瞽女の話を聞いてから、
赤い色を使うようになったのだそうです。
それ以外の絵はベージュを基本にした落ち着いた色合いで、非常に対照的です。
また、中世西欧の祭壇画のような形式の絵が多く、
「お春の死」という作品などは、キリストを描いているようにしか見えませんでした。
クリスチャンではなかった様子ですが、何故祭壇画のような作品を描いたのでしょうか?
風景の中に細かい人物をたくさん描きこむ画風は、やはり中世のボッシュを彷彿とさせます。
人間存在の小ささ、哀しみや諦め、無力感を描いているように見えますが、
その中にもせいいっぱい生きる命の美しさが表現されているように感じました。

20100221
by hanakannzasi-716 | 2010-02-27 11:58 | アート | Comments(0) |
2010年 02月 16日 |
土曜日の昼は迷ったあげく山種美術館へ。
東京の横山大観と、京都の竹内栖鳳を中心に、
美術館自慢のコレクションがずらりと並びます。
小林古径の「清姫・日高川」は初めて見ました。
意外に小さな絵なんですね。
後ろにたなびく髪の毛にスピード感があります。
安珍を追いかけて最後には蛇になって愛する人を焼き殺してしまう。
恋の情念というよりは異常なストーカーとしか思えないですが(笑)
竹内栖鳳の「班猫」
身体をくねらせ、緑色の目でこちらを見つめる猫。
美しい毛並みを触ればどっしりとした質感とぬくもりが伝わってきそうです。
小野竹喬の「冬樹」
あっけらかんと明るい空にきれいな色の樹木。
気持ちが明るくなります。
3月から国立近代美術館で竹喬展がはじまります。こちらも楽しみです。

山種美術館

by hanakannzasi-716 | 2010-02-16 22:18 | アート | Comments(0) |
2010年 02月 09日 |
東京都美術館リニューアル前の最後の展覧会。
階段が多くて順路がややこしい都美が
どんなふうに生まれ変わるのか今から楽しみ!
さて、ボルゲーゼ美術館展。
いわくつきの絵画がいろいろあって面白かったですよ。
ラファエロ「一角獣を抱く貴婦人」
20世紀にはいってから修復され塗りつぶされていた一角獣が現われたのだそうです。
エックス線検査でわかっていたとは言え、上の絵を消すのはドキドキだったでしょうね。
カラヴァッジョ「洗礼者ヨハネ」
罪を犯した画家が許しを乞うために描いたそうですが、画家の死のほうが早かったとか。
今週末から銀座テアトルで映画「カラヴァッジョ」が始まります。
歌舞伎座に行ったついでに前売りを買いました。楽しみ!!
私はボッティチェリのトンド「聖母子、洗礼者ヨハネと天使」が気に入りました。
ボッティチェリの描く女の人は現代のイラストっぽいと思います。カワイイです。

東京都美術館

20100206
by hanakannzasi-716 | 2010-02-09 21:54 | アート | Comments(2) |
2010年 02月 04日 |
損保ジャパン東郷青児美術館でやっている「相笠昌義展」に行ってきた。
この人は人間が好きなのだろうか?
いかにも美しい富士山を描いておいて、タイトルは「富士を見る人」
よく見ると一部分に富士山を仰ぎ見る人たちが描かれている。
動物園で猿を見ている人や、駅のホームにたたずむ人々、花見をする人々・・・
そして、「交差点にて、あるく人」
「ウォーリーを探せ」っぽいなぁ、と思って見ていたら、
「絵の中にご本人がいらっしゃるんですよ」と係員の人が教えてくれた。
ああ、本当だ。いた、いた。自画像と同じだ。
こっちの絵にも、あっちの絵にも。
「実は、本物の本人が今いらしているんですよ」
と係員の人がウフフと笑った。
「あーそうなんですか?」とさがしてみたら、いた、いた。本物の本人その人だ!!
知り合いの人と話していたので、遠巻きにお姿を拝見しただけだけど、
展覧会で画家さん本人と出会うなんてちょっと嬉しい。

損保ジャパン東郷青児美術館

20100123
by hanakannzasi-716 | 2010-02-04 21:42 | アート | Comments(0) |
2010年 02月 03日 |
ときどきルノワールだかルノアールだかわかんなくなるのですが、
ルノアールは喫茶店の名前でしたか?(そう言えば昔バイトしてました私^^)
日本人に大人気のルノワール。土曜日の国立新美術館は程よい混み具合でした。
豊満で優しい顔の女性を描いた作品群の他に、静物画や装飾画なども展示されていました。
ロココ調の伝統的な絵画の中にも当時最新流行のファッションが取り入れられるなど、
印象派絵画の新しさと伝統的な要素が組み合わされています。
また光学的な調査により、同じ緑色でも時代によって違う種類のものが使われていたことなどもわかりました。
特に晩年の作品には緑(ビリジアン)が多用されていたようです。
やはり一番素晴らしかったのは「ブージヴァルのダンス」
踊る男女が描かれているのですが、まわりの時が止まって二人だけの時間が凝縮されているように感じます。
女性のモデルはシュザンヌ・ヴァラドンと言われています。
ヴァラドンはその後画家となり、父親のわからない子どもを産みます。
その子は成長して画家モーリス・ユトリロとなるのですが、アルコール中毒に悩まされる一生を送ります。
父親はルノワールかも、という説もあるようですが本当のことはわかりません。もしもそうだとしたら素晴らしいDNAですね。

国立新美術館

20100130
by hanakannzasi-716 | 2010-02-03 22:34 | アート | Comments(0) |
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