響の言葉
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カテゴリ:アート( 165 )
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2013年 12月 23日 |
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末っ子が中学校に入学し、空いた土日で美術館巡りを始めたのが2007年秋。
興味半分で美術検定4級を受けてみたのが2008年秋。
2009、2010、と3級、2級に挑戦し合格しましたが、1級に関しては正直もういいかな、という気持ちでいました。
というのも2級と1級では難易度に差がありすぎ、求められる能力の質も違ってくるのです。
それでも2011年は受けるつもりでいたのですが、震災が起こってから何故かやる気ゼロに。2年間受験しないまま2013年の夏を迎えました。

ところが、美術検定の出題方法が変わるらしいよ、という話を小耳にはさみ、あらっ?と思ったのでした。
私の大嫌いな(笑)穴埋め問題がなくなり、すべて記述問題になるというではありませんか!!
いつまでも逃げているような気分もあったので、今年は久しぶりに挑戦してみようと思いたちました。
申込みを済ませたのは9月に入ってから。準備期間は2か月で、自分でも無理だよなぁ、と苦笑しつつ・・・
結局私にできたことは、西洋・日本美術史の流れをだーっと追いかけることだけ。それを何度も何度もやりました。勉強時間は土日のみなので、たいして取れませんでしたが。

そして当日。
記述の小問が三つ、大問が二つ。1時間半でマス目をすべて埋めなければなりません。
受けに来ている人は、いかにも美術の知識が頭いっぱい詰め込まれている感じの人たちばっかりで、なんだか怖かったですが、逃げるわけにもいかず、必死に書きまくりました。
ただし、知識量に自信のない私に有利だったのは、資料が与えられたこと。
この試験は知識の量ではなく、求められていることにいかに的確に答えられるかが問われている、と思いました。
美術館をあまり訪れたことのない大人向け、初めて現代美術に触れる子供向け。対象に向けた発信がいかに的確にできるか。そのことを頭に入れてがんばりました。
私の場合、140文字(ツイッター?)の小問のほうがどちらかというと自信なく、落ちるならこっちで落ちるなと思っていました。半々かなぁ・・・いや、合格なんてやっぱりとてもとても畏れ多いかも。揺れる心(笑)

合格の二文字を見たときは本当に心から嬉しかったです。
受験者191人のうち合格者は29人だそうです。
やった~~~~!!!
by hanakannzasi-716 | 2013-12-23 13:09 | アート | Comments(4) |
2013年 09月 06日 |
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長者町会場にある「ういろうハウス」ここでお昼ビール。
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同じく長者町会場にある喫茶店。中に作品あり。
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名和晃平さんのインスタレーション。真っ暗で最初は何が何だか。次第にぶくぶくと泡立つ泡の集合体だとわかる。剥製の鹿に透明な球体を貼りつけた作品を何度か見たことがある。球体がついにあわぶくになった。それにしても撤収が大変そう^^
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ヤノベケンジさんのサンチャイルド。この部屋全体が結婚式場になっていて、実際に式をあげたカップルもいるとか。荘厳な雰囲気。ちなみにサンチャイルドは防護服を着ている。震災をテーマの一つとしているあいちトリエンナーレにふさわしい作品?
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愛知芸術文化センター。窓に描かれたメッセージ。
by hanakannzasi-716 | 2013-09-06 14:07 | アート | Comments(2) |
2013年 09月 03日 |
名古屋から名鉄で30分ほど、東岡崎駅が出発点。
家康が生まれ育った岡崎のまちが、トリエンナーレの会場の一つになっています。
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駅ビルから見下ろせばオノヨーコさんのメッセージが。
裏側には「JOY OF LIFE」とあります。
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康生地区へと向かう途中に、不思議な喫茶店発見!「まちトリ」というガイドツアーに参加しながら歩いたのでいろいろな発見があって楽しかったです。
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岡崎シビコの入り口で出迎えてくれたのは、岡崎のゆるキャラ?オカザエモン。顔が岡の字になっているのですね。
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インスタレーションとパフォーミングアーツ。使われていない商業施設に不思議な空間が現出します。
by hanakannzasi-716 | 2013-09-03 14:01 | アート | Comments(0) |
2013年 03月 15日 |
ワタリウム美術館の個展を見て以来気になっているアーチストです。
坂口恭平。

アーチストでありミュージシャンであり思想家でもあるようです。
そして家を建てない建築家であるとか・・・

熊本に新政府をうちたて総理を名乗り、
福島の子どもたちを自費で移住させているとも聞きました。
いったい何者?

↓ は「少女時代」のカバーですが、やけにうまい。妙にセクシィ・・・


by hanakannzasi-716 | 2013-03-15 13:32 | アート | Comments(0) |
2012年 12月 24日 |
三菱一号館美術館でシャルダン展を観たあと、せっかくだからと東京駅へ。
どんどん人が増えて騒然とした雰囲気!
満員電車のような人波に入ってしまい、押される押される。
東京駅の丸の内側駅舎に投影される映像を見たい人たちが押しかけて、
おそらく主催者側も想定外の混乱に・・・
子どもは泣き叫ぶし、動くこともままならず、将棋倒しも覚悟したその時、
これまでに見たこともない超豪華なイルミネーションが始まりました。
ほんの少ししか見ることができませんでしたがとっても綺麗でした・・・

二回目を見ようと粛々と前に進んでいたら突然の上映中止のアナウンス。
人が多すぎて危険だからということです。
でもそこはさすがの日本人?
ブーイングもなく「仕方ないよね」と皆諦めて整然と歩き始めました。
「これは主催者側のミスだよね。この事態を想定できなかったんだから」との声も聞かれましたが・・・
皆テレビみて押しかけたんだよね^^
だって見たいと思うよ~誰だって!
クリスマスだしね。
by hanakannzasi-716 | 2012-12-24 00:32 | アート | Comments(2) |
2012年 09月 06日 |
現代アートには六本木や銀座など都会のイメージがつきまといますが、
都会から遠く離れた自然の中に置かれても、決して違和感はありません。
おそらくアート作品の中に場所とリンクする何かが含まれている。
そもそもアーチストがそのようなコンセプトで作品を作っているからだと思います。

トリエンナーレでは、廃屋や廃校になった小学校を利用した作品がたくさんあります。
その中でもクリスチャン・ボルタンスキーの「最後の教室」は圧巻でした。
政府の減反政策などの影響で過疎化した村の小学校。
体育館(講堂?)に入ると真っ暗で何も見えない。
そのうち目が慣れて長椅子の上に置かれたたくさんの扇風機が回っているのに気づきます。
入学式や卒業式、学芸会やドッジボール大会もここで行われたのでしょう。
さんざめく子供たちの笑い声が聞こえてくるような気がします。
そこにあるのはまぎれもない「時間」でした。
時間を超えて私たちの胸に何かを訴えかけてくるものがあります。
職員室、保健室などを左に見ながら暗い回廊を歩き、階段を上ると、
理科室でしょうか、室内では心臓の鼓動の音とともに光が明滅しています。
まさに「夜の教室」忘れ物を取りに一人夜の学校へやってきた生徒の心臓の音が増幅されたようなイメージです。
私たち日本人はほとんどが小学校に通います。
共有する共通のイメージが鑑賞する人々の心を結び合わせているような気がします。
透明なケースが整然と置かれ、白いシーツが敷き詰められた部屋。
かつてここで授業が行われ、生徒や先生の声が鳴り響いていた。
リコーダーや合唱の声が回りの民家に風に乗って届いていた。
せつなく、息苦しくなるような思いでいっぱいになります。
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by hanakannzasi-716 | 2012-09-06 13:27 | アート | Comments(0) |
2012年 07月 23日 |
ヨハネス・フェルメール「真珠の首飾り」
黄色い上着をまとった少しふっくらした少女が首飾りを結ぼうとしている。
壁にかかっている鏡を見ながらそれをしているのだけど、
ちょっと不思議に思うのは、鏡と同じ方向から光が入っていること。
少女には光が当たっているけど、鏡は暗いのではないかしら?
まあ、そんなことはともかく、少女の表情から満ち足りた幸福感が伝わってくる。
これから誰かに会うのだろうか?
未来に対する期待感のようなものも感じられる。
ほわんとした部屋全体の光がそう感じさせるのかもしれない。

バロック時代の絵画の光はコントラストが強く、
ドラマチックな物語を演出していることが多いけれど、
17世紀オランダの画家フェルメールの光は柔らかく、人々の生活を照らし出す。
鋲の打たれた椅子やカーテン、ミルクピッチャーなど、
何でもない調度品を通しても、その当時の普通の人々の息づかいが感じられる。

国立西洋美術館「ベルリン国立美術館展」でこの絵をみる前の日、
私は銀座のフェルメールセンターで「フェルメール光の王国展」をみた。
全部レプリカだけど全部揃っているという変わった展覧会だ。
そこですべてのフェルメール作品(レプリカ)をみて綺麗だな、と思ったけれど、
やっぱり本物をみに行きたいと強く思った。
今までにいくつみただろうか?
飛行機に乗らなくても日本で待っていれば半分くらいはいけるかしら(笑)
生物学者福岡伸一先生のように、フェルメールを訪ねる旅行ができたらどんなに贅沢でしょうね!

新装開店なった東京都美術館のフェルメールも早くみたい。
こちらは「真珠の耳飾りの少女」まぎらわしいなぁ^^
by hanakannzasi-716 | 2012-07-23 00:53 | アート | Comments(0) |
2012年 05月 10日 |
5月6日
上野で「ボストン美術館」展を。
日本にあれば国宝・重文級の日本美術が里帰り。
もっとも注目されている曽我蕭白も良かったのですが、
個人的に一番楽しかったのは「吉備大臣入唐絵巻」
遣唐使として唐に入った吉備大臣ですが、
その超能力を恐れてか、すぐに幽閉されてしまいます。
「どんだけ歓迎されてないんだよ!」
と後ろから箸が転んでもといったクスクス笑い声。
若い女性二人組が絵巻をみながら大受けなのです(笑)
鬼が来て襲われそうになりますが、
その鬼は唐で客死した阿倍仲麻呂。二人はたちまち仲良しに(笑)
鬼に襲われていないことに驚いた唐の役人たちは次々に難題をしかけます。
難解な「文選」を読めと言われ困った吉備大臣。
鬼と共に空を飛び、空中から「文選」の内容を盗み聞きします。
さらに、囲碁の勝負を挑まれ困った吉備大臣。
碁石を飲んで乗り切ろうとしますが、下剤を飲まされます。
ところが超能力でそれを腹に収め、事なきを得るのです。
「汚~い!探してるよ碁石」
「腹に収めるってどんな超能力だよ、凄すぎ!!」
とここでも後ろから絶え間ない笑い声が・・・
確かにこんなに面白い絵巻は初めてでした(笑)
by hanakannzasi-716 | 2012-05-10 12:25 | アート | Comments(4) |
2012年 05月 06日 |
5月4日
三菱一号館美術館で「KATAGAMI」展を観る。
19世紀末ヨーロッパの文化に影響を与えたのは浮世絵だけだと思っていたが、
実は「KATAGAMI」の存在が大きかったということがわかり、非常に新鮮だった。
「KATAGAMI」は小紋などの柄のもととなるデザインのパターン。
驚くほどの細かい作業と技術が要求される。
ヨーロッパではそのエッセンスが生活のデザインに活かされ、
今に至るまで影響は続いているのだ。
オリジナルではなく日本発なのだ。
すごいよね!!

三菱の後、国際フォーラムで行われているラ・フォル・ジュルネ音楽祭へ。
今年はチケットを買っていない。
屋台でココナッツカレーとハイネケンを買って、キオスクコンサートを楽しむ。
クラシックではなく、「渋さシラズ」というビックバンドの演奏だった。
白塗りダンサーの踊り付きかなり騒がしい演奏だったけどそれなりに乗れた。
by hanakannzasi-716 | 2012-05-06 23:01 | アート | Comments(0) |
2012年 05月 02日 |
群馬の帰り、埼玉に寄りました。
北浦和の埼玉県立近代美術館へ。
私、この美術館のファンです^^
レストランでランチを頼むと玉ねぎパンがつくんですけど、
ふわっと柔らかくて美味しいの!
それから、いろいろなデザインの椅子があって実際に座れる。
ちなみに建築は黒川紀章です。

草間彌生の新作がだーっと並んでいました。
もう圧倒されます。
老いてなお・・・
生きることにこれほど貪欲な人はそういないと思います。
生きると言っても普通に生きるのとはわけが違います。
彼女の人生は闘いそのものなのですから・・・

そして、
正方形の作品群を見ているうちに、
これがスカーフになっていたら欲しいなー
っと思ったのでした。

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by hanakannzasi-716 | 2012-05-02 22:06 | アート | Comments(4) |
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