響の言葉
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速水御舟
2009年 10月 11日 |
恵比寿に用があったので、ついでに山種美術館へ。
九段から広尾に移転した新しい山種美術館です。
ここは速水御舟の所蔵品で有名。
開館記念第一弾はもちろん速水御舟です。
「名樹散椿」や「翠苔緑芝」など、既に観たことがある絵が多かったのですが、
40歳で亡くなったため惜しくも未完のまま残された「婦女群像」は初公開。
御舟は人物画は得意ではなかったらしいのですが、
裸婦のスケッチや婦人図の下絵がたくさん残されています。
完成していたら、さぞかし色彩豊かで豪華な仕上がりだったことでしょう。
有名な「炎舞」は初めて観ました。
炎の上で乱舞する蛾の姿が一瞬の命の狂おしさを感じさせます。
炎は中世の仏画や地獄絵巻に見られるようなイメージで、
突き抜けるように明るいオレンジ色。
本人が「二度と出せない色」と言っていたそうです。
伝統的な日本画から一歩踏み出し、独自の境地を開いた御舟の世界。
あまりにも早い死が惜しまれます。

山種美術館
by hanakannzasi-716 | 2009-10-11 22:52 | アート | Comments(2) |
Commented by 一村雨 at 2009-10-12 05:52 x
新しい美術館、ステキでした。
路面電車に轢かれて、くるぶしから先を切断してしまったことなど知って、
びっくりしました。義足をつけていたのでしょうか。ヨーロッパ旅行など不自由だっただろうと思いました。
Commented by hanakannzasi-716 at 2009-10-13 00:27
一村雨さま
あら、年表を見なかったので気づきませんでした。
そんな怖ろしい事故に遭っていたんですね。
あれだけの才能に恵まれながら、
実生活の面では不運な方だったのですね・・・
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