響の言葉
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ぼくたちのつくったもの 2009
2009年 08月 27日 |
黒蜜堂さんのご紹介です。
展示そのものは既に終わってしまいましたので、
詳細は 黒蜜堂さんのブログ をご覧ください。

盲学校の生徒さんと言っても、全盲の方、数年前まで見えていた方、視力が弱い方・・・などいろいろなケースがあると思います。
ですが、視覚に頼ることなく触覚と想像力を源として創りあげた作品には力強い意思がみなぎり、障害があるとかないとか、そんなことは超えて何かを訴えかけてくるオーラを感じました。
同時開催として、「手で見る北斎」試作版の展示がありました。
視覚障害を持つ方が北斎の「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」を理解するために工夫されています。
触ってわかるように浮き彫りを使用しているのはもちろんですが、
三艘の船の位置関係や、日本地図の中の富士山の説明など、何枚も何枚も費やして絵全体を理解できるようにもっていきます。
視覚に障害がほとんどない私(老眼はありますけど)でも、こんなに1枚の絵をいろいろな側面から理解しようとしたことがあっただろうか・・・と思いました。
さっと見て、わかったような気になっていることが多いのかもしれません。
また、目をつぶって浮き彫りの絵を触った時に、
普段使っていない脳のある部分が働き出したような、
未知の能力の一端に触れたような感覚を持ちました。
美術は視覚だけで感じるものではないのかもしれない。
底知れない可能性を人間は秘めているのかもしれません。
by hanakannzasi-716 | 2009-08-27 22:03 | アート | Comments(0) |
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