響の言葉
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2011年 05月 28日 |
3月6日、次女と国立新美術館で「シュルレアリスム展」を見た。
震災前に見た最後の展覧会だった。
なんていうと大げさに聞こえるけど、「前」と「後」では
自分自身の目も心もすっかり変わってしまったように思える。

今日ほぼ3カ月ぶりに国立新美術館へ。
「アーチストファイル2011」を見る。
タラ・ドノヴァンという作家の『霞』という作品の前で絶句する。
どう見ても壁に綿が貼ってあるようにしか見えず通り過ぎようとしたが、
近くへ寄ってみると何と!!
ストローなのである。驚いた・・・
半透明な普通のストローの長短で、まるで綿のような質感が表現されている。
息を飲むようなこんな驚き・・・

帰宅してからたまたまつけたテレビで、
たけし「アート☆ビート」というBSの番組の再放送が流れた。
2008年の北京オリンピックの花火を演出した蔡 國強に
アーチストビートたけしが会いに行くという企画。
ひまわりの生々流転ををテーマとし、
火薬を使って作品を完成させるまでのドキュメンタリー。
さまざまな火薬を使って下絵を描き爆発させる。
火をコントロールしながらそのエネルギーを作品として昇華させる。
その危なっかしい過程に興奮させられた。
出来上がった作品はエゴンシーレの「ひまわり」を思い出させられ、
でもそれよりもずっとパワフルで、偶然性という意味では
焼き物を連想させられたりもする。
「セックスと同じ。火薬をまいている間は我慢して我慢して、
爆発させるときああ気持ちいい~~っ」と蔡 國強
ビートたけしが「NHKで流れるんだけど」と言うと
「NHKカンケイないね」って^^

それぞれの時代の芸術がありアートがあり、
常に最先端では大きな刺激があり驚きがある。
きりがないくらい常に更新、更新の世界だ。
そんな世界をいつも追いかけていくことは若さでもある。
ストローに、火薬に、今日は刺激的な一日だった。
by hanakannzasi-716 | 2011-05-28 23:13 | アート | Comments(0) |
2011年 05月 22日 |
昨日思ったこと
私はやっぱりアートを楽しみたいなぁ・・・と
楽しむことが第一で
第2は、アートを通して世界を見たいということ
そんなスタンスでこれからもやっていきたいな

渋谷駅にある岡本太郎の「明日への神話」
5月30日
壁画の下部に福島原発の絵が付け加えられた
落書きとか悪戯とか批判されたが、
実は若手芸術家集団の表現活動だったことが明らかになった。

岡本太郎の絵そのものを変更したわけではない
オリジナルに敬意を表した上での行為だったと思う
もともと「明日への神話」は被ばくをテーマにしている。
自分の作品が現在進行形の存在として注目されたことは
岡本太郎が生きていたらむしろ喜んだんじゃないかな

こんなことがあるから面白いのだアートは!!
これからも追いかけていきたいと思う
by hanakannzasi-716 | 2011-05-22 22:38 | アート | Comments(0) |
2011年 05月 16日 |
旅の締めくくりは岡山ミュージアムめぐり

林原美術館
開館と同時に入ったら誰もいなかった。1階のみでこじんまりとしていた。
「はなやかな屏風」と題する企画展で、江戸時代の屏風あれこれが展示されていた。

岡山県立美術館
閑散としていた。フロアレクチャーはマンツーマン^^
5月5日子どもの日。
本来は特別展「トーベ・ヤンソンとムーミンの世界展」が行われ、
親子連れでにぎわっているはずだったのだが・・・
震災の影響がここ岡山にまで波及していたのだ。
外国から見れば東北も岡山も同じ日本なのだろう。
「パンフレットやグッズまで用意していたんですよ」
解説してくれた女性が悔しそうに話していた。

岡山市立オリエント美術館
とても充実した展示だったのだけど少し息切れ^^
中の喫茶室でチーズケーキとコーヒーで一服。
ラスター彩の金色の器が美しいと思った。

岡山市デジタルミュージアム
新幹線の時間まで時間つぶしに入ったのだが、
ちょうど「犬島」の映像をやっていたので興味深く見た。

16時14分発ののぞみは自由席が超混雑で可哀そうだった。
ギリギリ指定が取れた私は申し訳ないくらいラッキー!
あっという間に神戸、大阪、京都を過ぎ、
夢のような日々が終わったのだった。

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写真はいずれも後楽園
by hanakannzasi-716 | 2011-05-16 23:21 | アート | Comments(0) |
2011年 05月 14日 |
四国から岡山へ戻り、ホテルにチェックインしたあと、
再び倉敷へと向かった。
今回の目的は「水島臨海鉄道」
その昔、社会の教科書で習った記憶の「水島工業地帯」
今は往時の賑やかさは失われ、うらぶれた雰囲気が漂う・・・
川崎の鶴見線とちょっと似た雰囲気かな?
ディーゼル車が発車するときの音が好き^^
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おまけ
岡山のチンチン電車です!
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by hanakannzasi-716 | 2011-05-14 23:12 | | Comments(2) |
2011年 05月 13日 |
三日目は、岡山駅から瀬戸大橋線に入り四国入り。
実は直島も香川県なので正確には二回目の四国^^
海沿いギリギリに走る電車や、海底の下を走る電車は経験済みだが、
海の上を走る電車はまさに初体験で感動した!!
高松行きのマリンライナーに乗り、坂出で乗り換え。
乗り換えロスがあったが、帰りは丸亀から岡山直通に乗れた。
そんなことはいいのだが、まあとにかく丸亀市に用があったのだった。
「丸亀市猪熊弦一郎現代美術館」
ここでは今年一年かけて「杉本博司アートの起源」というプロジェクトが行われている。
科学・建築・歴史・宗教と四つのテーマで繰り広げられているのだが、
今回のテーマは「建築」だった。

しかし丸亀に着いたら何といっても、
まずは「讃岐うどん」を食べなくちゃ!!
どう見てもこれはシャッター街か?と思われるモールを抜けて、
初心者にも入りやすそうな店を見つけて入った。
いや~これが噂の讃岐うどんか~と納得。
東京で食べるうどんは離乳食かと思ってしまう・・・
噛みごたえのあるしっかりした麺を味わい、四国を実感したのだった。

そして美術館。
ロビーには昨日体験した直島家プロジェクト「護王神社」のミニチュアが飾られていた。
そして、杉本博司の言葉を読む。

私たちは今、後期資本主義社会の只中で、地球規模での拡大再生産と高度経済成長という破滅のスパイラルの中に巻き込まれ、人間の欲望が制御不能であるという、人類史の新局面を迎えている。
(中略)人類の想像力はアートとして表現されてきた。今、読めない先を見るためには、振り返らなければならない時が来たのだ。人類の想像力を遡るためには人間の意識の起源を辿らなければならない。
アートが今できることは、思い出すことかもしれない、人が人となったころの起源を。


非常に示唆に富んだ言葉として受け取った。
作品は写真とインスタレーションの二つに分かれる。
すごく遠くから人間のことを俯瞰している。そんな視点だと感じた。
私は震災のあと、六本木の超高層ビルから東京のまちを眺め、
微生物の増殖を思い浮かべていた。
飛躍しているかもしれないが、そんな視点が今私たちには必要なのかもしれない。
日常にだけ埋没してはいけないのだ。そんなことを思った。

さて、美術館を出て、丸亀城へ向かう。
浅井三姉妹の真ん中初ゆかりの城だとか(京極高次)
ちょうどお祭りをやっていて賑やかだった。
天守にも上ったが、階段が急で正直怖かった^^
眺めはいいけど黄砂のせいかぼーっとしていた。
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by hanakannzasi-716 | 2011-05-13 23:38 | アート | Comments(0) |
2011年 05月 12日 |
一時間待ちの美術館、地図片手にオリエンテーリング・・・
結構疲れたから銭湯でゆっくりもいいネ^^
そんなわけで直島銭湯アイラブ湯
アイはI、ラブはハートで表現されていますが環境依存文字なので・・・

もちろん誰でも入れます。地元の人は安く入れます^^
男湯と女湯の境界には象がどーんといて、すごい存在感!!
湯船の底には浮世絵が・・・しかも春画です^^
よく見たいけどお湯がゆらゆらして見にくいんだなぁ
相撲部屋に見立てて床の海部屋とか書いてある^^
壁の絵は海の中を潜水する女の人とタコ。
蛇口やら開き戸やら、いろいろな場所にアートを感じる。
しかし、たまに入るのはいいけど毎日入るのは疲れちゃうかもね!
アート・デザイン・設計は大竹伸朗です。

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by hanakannzasi-716 | 2011-05-12 00:13 | アート | Comments(2) |
2011年 05月 11日 |
バスで本村エリアへ移動。
ここでは使われなくなった家屋をアートに変身させる
「家プロジェクト」が展示されている。
地図片手に「家」を回るのはオリエンテーリングのような楽しさ!

碁会所(須田悦弘)
和の空間に木彫りの「椿の花」が散らばっている。
そして木彫りの「竹」も・・・
速水御舟の「名樹散椿」から着想を得たとのこと。

はいしゃ(大竹伸朗)
その昔歯医者だった家を丸ごとアートにしている。
無理やり「自由の女神」が鎮座しているのは迫力だ。
歯医者というよりも廃舎というイメージ・・・

石橋(千住博)
ちょっと生活レベルが高かったであろう邸宅が
洗練された形で蘇っている。
寺院のような落ち着きを感じる。

角屋(宮島達男)
おなじみ宮島達男の光るカウンターが水の中に。
幻想的、そして哲学的な空間だ。

護王神社(杉本博司)
石室と本殿がガラスの階段でつながっている。
まず地上からそれをながめ、次に地下石室に実際に入る。
あ、こうなっていたのか・・・と深く納得の世界。

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by hanakannzasi-716 | 2011-05-11 00:18 | アート | Comments(0) |
2011年 05月 08日 |
岡山から電車で宇野港へ行きフェリーに乗船。
瀬戸内の島々が目の前を通り過ぎ、20分ほどの船旅で直島へ到着した。
すぐに「地中美術館」行きのバスに乗る。
バス停ではベネッセの社員(アルバイト?)たちが
「ただいま地中美術館は1時間待ちです!」と叫んでいた。
G.W.だから仕方ないと覚悟して、整理券を手に待合室で過ごした。
今から考えれば待ち時間に近くの李禹煥美術館へ行けばよかったと思うが、
それはそれで慌ただしかったかもしれない。
パンフレットを読み、ベネッセアートプロジェクトの全貌を頭に入れる。
犬島へ行きたかったが、船便の関係で一日必要とわかり諦める。

ようやくチケットを手に入れて地中美術館へ。
ところが中でも作品ごとに列を作っていて、
まるでD.L.か万博のようだった^^
しかし、並んだだけあって有難味が増し、感動もひとしおだった?気がする。

ジェームズ・タレル
靴を脱いで階段を上がると青い空間に放り出される。
後ろを振り向くと青い光の四角い枠の中に黄色い面が・・・
何かと思えばそれは今しがた上がってきた空間の光だった。
靴を履き次の作品へ。
今度は自然光が溢れる空間で「わぁ、明るい!!」と思わず言ってしまう。
光というものについて考えさせられるアートだ。

クロード・モネ
パリのオランジュリー美術館をイメージしたのだろう、
白い空間に4点の「睡蓮」が展示されている。
ちょっと粗い感じの晩年の「睡蓮」だと思われる。
ここでも靴を脱ぎ、スリッパに履き替える。
床には小さな石が敷き詰められている。

ウォルター・デ・マリア
祭壇のようなイメージ。
側面には金色の棒状の彫刻が並び、
階段を上がった先には大きな球体がでんと置かれている。
天井には長方形の穴があき、自然光を取り入れている。
雨が降ったらどうするのか聞きたかったが係員が忙しそうだったので聞きそびれた。

安藤忠雄
地中美術館は建物そのものも作品ということだ。
建物が地上に立ちあがるのではなく、地中におさめられている。
階段を降りたり上ったりしていると自分の位置がわかりにくくなる。
自然光が入ってくるのでなおさら混乱する。
コンクリートの壁は非常にシンプルな感じだ。

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by hanakannzasi-716 | 2011-05-08 10:43 | アート | Comments(4) |
2011年 05月 06日 |
海外の名画が日本にとんと来なくなった。
ならちょっくらルーブル美術館へ行って来ます!!
というわけにはなかなか^^
そういうわけで、国内の優れたコレクションを求めて倉敷へ。

目利きの虎次郎さんと、金持ちの孫三郎さんがタッグを組んだ。
これは最強!!
「グレコ買いたし、ご検討のほどを」と手紙を送った児島虎次郎。
「グレコ買え、金送る」と大原孫三郎。
今、エル・グレコの「受胎告知」が日本にあるのは奇跡だと言われているそうです。

「受胎告知」の他、ゴーギャン、モネをはじめとして、
数々の名画が揃っていて驚きます。
コレクションは東京のブリジストン美術館と内容が似ていますが、
そのスケールはマンションと豪邸ほどの違いがあるように思えました。
もちろん豪邸は大原さんです。

一枚のチケットで本館、別館、工芸・東洋館、虎次郎記念館と存分に楽しめます。
倉敷美観地区には他にも見どころがたくさんあるのですが、
大原美術館だけでおなかいっぱい、大満足しました。
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by hanakannzasi-716 | 2011-05-06 23:05 | アート | Comments(4) |
2011年 05月 04日 |
旅先から投稿しています^^
今回の旅は岡山を軸足にアート巡礼三昧。
海を渡って四国にも行きました。
微力ながら経済を活性化できたかな?
明日は林原美術館などを回って帰る予定です。
by hanakannzasi-716 | 2011-05-04 21:03 | | Comments(0) |
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