響の言葉
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2010年 03月 25日 |
私は昨年美術検定3級の勉強をして、西洋美術の主だったところは一通りさらったのですが、
フランク・ブラングィンという名前はどこにも出てきませんでした。
2級、1級になると登場するのかもしれませんが・・・
ことほどさように、名の知れた画家ではありません。
ただ、国立西洋美術館のコレクションの基を作った松方幸次郎とは、
きっても切り離せない間柄だったようです。
松方の夢だった「共楽美術館」の建築デザインも手掛けたそうですが、
残念ながらこの美術館は実現することはありませんでした。
フランク・ブラングィンは、画家であると同時にデザイナーとして活躍し、
アール・ヌーボーの店の外装やポスターなども手掛けました。
建築パースなど、良い仕事をしていたようです。
画家としてはどうだったのか・・・?
よくわかりません。
アカデミックな油絵を描いていたと思えば、
浮世絵の影響を思わせる平面的な絵もあり、
抽象画のように見えるコントラストの強い色彩の絵もあり多彩です。
何でもできてしまうがゆえに、自分のスタイルを絞れなかったのかなぁ?
と思ってしまいました。

20100321 国立西洋美術館
by hanakannzasi-716 | 2010-03-25 21:47 | アート |
2010年 03月 21日 |
長谷川等伯が最終日一日前ということで、
東博の入口で列をなしているのでは?と恐れていたが、
そこまで心配することもなかった。
本館でバーチャルシアターの予約。
おや?時間によって内容が違うようだ。
「3種類全部観る方もいらっしゃいますよ」
「空き時間に外に出て、例えば西洋美術館を見てから戻って、というのは可能ですか?」
「申し訳ございません。その場合、再度チケットをお買い求めいただくことになります」
ということなので取りあえず11時の回だけ予約した。
洛中洛外図屏風は、室町時代から江戸時代初期にかけてさかんに描かれた。
100種類ほどあるらしいが、特に舟木本が有名。
舟木さんという医者が古美術商から買い求めたのがきっかけで注目されたそうだ。
秀吉統治時代の京都の様子が細かく描かれる。
その細かさと言ったら、桃山時代の「グーグルストリートビュー」とでも言おうか、
あるいは「ウォーリーを探せ」とでも言おうか・・・
肉眼では見えにくいのだが、最新技術のバーチャル映像で、
その驚くべき精彩さを感じ取ることができる。
つい最近京都に行ったばかりなので、とても身近に感じる。
11時の回を見て、すっかりはまってしまった私は直ちに本館に戻り、12時の回を予約。
次の回は14時なのでちょっと迷って12時の回だけにした。
12時の回もまた違った視点で面白かったので、結局14時の回も予約。
予約担当の女性がクスっと笑ったのを見逃さなかった私は
「結局全部観ます(笑)」と照れた。
空き時間には平常展をみたり庭園を散歩したり・・・
上野の桜は咲き始め。白いしだれ桜はほぼ満開のものもあった。
そして、本館から平成館へと移動し、
鶴屋吉信のあんみつで一服。甘みが脳と目の疲れを癒す・・・
3回目のバーチャルシアターはさすがに眠気に襲われうとうと(笑)
でも堪能した満足感で幸せだった。
ちょっとおたくっぽい人も見かけたけれど、人の事は言えない気がしたのだった。

この後はめげずに国立西洋美術館へ。
自分の屈強な体力に呆れる私・・・
by hanakannzasi-716 | 2010-03-21 22:54 | アート |
2010年 03月 17日 |
旅日記もようやく終わりに近づいてきました。
ラストは相国寺 承天閣美術館。
足利義満によって創建された臨済宗相国寺派の大本山。
金閣寺や銀閣寺もここの塔頭なのです。
塔頭とは、お寺の支店みたいなものかな?…違うかな~~
相国寺は、伊藤若冲との関わりが有名で、
あの「動植綵絵」もかつてはここにありましたが、その後宮内庁に献上されました。
昨年国立博物館で見ることができたのは記憶に新しいところ。
昼食抜きで走り回ってそろそろ疲れがどっと出る頃です。
椅子に腰かけて伊藤若冲の鮮やかな釈迦三尊像を見ながらウトウトいい気持ち・・・
ハッと気付くと閉館時間が迫っていました。
ところがロビーに出ると「第二展示室」の文字が目に入り、汗!!
大急ぎで見て回りましたが、いい作品がたくさんあり残念でした。
次回の京都旅行にも必ず再訪したいと思います。
伊藤若冲の鹿苑寺障壁画にはびっくり。
ぶどうや芭蕉など、当時の絵師がまさか考え付かないような斬新な題材。
それを採用した鹿苑寺の大典禅師のセンスにも脱帽です。

四条河原町あたりで少し買い物をして、バスで京都駅へ。
駅弁とビールを買って新幹線の中でゆっくりしました。
相変わらずあわただしい旅でしたが楽しかった!
でも、私と一緒に旅行したい人はまずいないだろうと自分でも思いました(笑)
なにしろ昼食抜きで歩きまわる体力勝負の旅ですからね。
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今回はデジカメ修理中のため携帯のボケ写真で失礼しました。
by hanakannzasi-716 | 2010-03-17 22:09 | |
2010年 03月 16日 |
金閣寺~龍安寺とくれば仁和寺、妙心寺というのが標準コースなのでしょうが、
ちょっと離れた場所に気になるお寺がありまして…
嵯峨野清涼寺。
インド~中国~日本と伝来した等身大の釈迦如来が安置されています。
春と秋、そして毎月8日に拝観できるというのですが、なんとこの日がちょうど8日。
スケジュール的にはちょっと無理があるのですが、
嵐電を利用して嵯峨野まで足をのばしました。
おや? 本堂の下駄箱には大量のくつが…
どうやら法要が行われているらしく、お坊さんの声が聞こえます。
なんまんだぶ なんまんだぶ
力強い声です。人々の声も重なり腹の底に響くようです。
一観光客である私はお呼びでないような…
そして目的の釈迦如来ですが、
結局遠くからしか拝観することはできませんでした。
ちょっと残念。
今も生きている信仰の前には、私など近づくこともできないのだと実感しました。

続いて太秦広隆寺へ。
もちろんあのほっぺに指をあてて考え中の、
弥勒菩薩半跏思惟像が目当てです。
新霊宝殿という博物館のような建物の中に、たくさんの仏像が祀られていて、
その中央に慈悲深い弥勒菩薩がおわします。
館内はかなり暗くてよく見えません(笑)
でも、一生懸命見てきました。拝んできました。
それにしても、こんなに暗いとは思いませんでした。

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by hanakannzasi-716 | 2010-03-16 23:28 | |
2010年 03月 15日 |
二日目、風があって肌寒いながらも晴れて良い天気です。
バスに乗り、まずは金閣寺へ。
そうそう、正式には鹿苑寺でしたね。
池に浮かぶように建つ金閣寺は燦然と光り輝き眩しいほどでした。
それにしても眩しすぎる…と思ったら、
数年前に金箔を貼りかえたんだそうです。
何だか有難味が薄れるような(笑)
北山文化の中心。臨済宗の禅寺だそうです。
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続いて石庭で有名な龍安寺へ。
まさに修学旅行コース!
ここも禅寺です。
銭型のつくばい。真ん中に口があり、
その周りに不完全な漢字が四つあり、?なのですが、
口を共用すれば「吾唯足知」つまり、
「われただ足るを知る」と読めます。禅の格言です。
石庭は、ずっと見ていても意味がわかりませんが、
わからなくてもいいのだと思います。
ただ、網膜に写しておこうと思います。
カメラにも写してしまいましたが^^
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by hanakannzasi-716 | 2010-03-15 21:55 | |
2010年 03月 14日 |
豊臣秀吉の死後、その菩提を弔うために、北の政所ねねが開創した寺、高台寺。
霊屋には秀吉とねねの木像が安置されています。
その須弥壇や厨子には美しい蒔絵が施されています。
高台寺蒔絵といって有名です。
ですが厨子の扉は開かれていたし、距離があってよく見ることはできませんでした。
庭園を歩きながら、開山堂や利休デザインの茶室などを見学し、
最後は高台寺掌美術館で、秀吉、ねねの所蔵品などを鑑賞しました。
バス通りに出ましたがよくわからないので、歩いて清水寺へ。
ここはさすがに行ったことがあるような気がしますが、
中学時代だったか高校の時だったかよく想い出せません。
清水の舞台は少し前傾していてつんのめりそう…
高い!!!
これはちょっとしたビルですね。
洛中洛外図屏風には必ず出てきますが、
確か国立博物館で舟木本のバーチャル映像をやっていたはず。
本物を見ると楽しみが増します。

バスに乗って京都駅前へ。
今日はホテルでゆっくりします。
明日は天気が良いらしい。
足をのばして金閣寺方面へ行こうかな。

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by hanakannzasi-716 | 2010-03-14 22:18 | |
2010年 03月 14日 |
徳川家康が、将軍上洛の際の宿泊所として作った二条城。
狩野派の絵師たちが描いた障壁画など、華やかな桃山文化を味わうことができます。
順路に沿ってうぐいす張りの廊下をキュッキュッとさせながら歩いて行くと、
次から次へと豪華な書院造の部屋があらわれます。
狩野探幽の松の絵は大変格調高く、またオーソドックスな印象でした。
徳川慶喜が大政奉還をを発表した大広間には、将軍や居並ぶ諸大名の人形が置いてあります。
歴史的な出来事がここで行われたのですね…
二条城二の丸御殿。大変見応えがありました。

地下鉄で京都駅に戻り、再びバスに乗車します。
既に4時ですが、後二ついけそうです。
by hanakannzasi-716 | 2010-03-14 01:29 | |
2010年 03月 13日 |
e0027681_049526.jpg三十三間堂の近くに智積院(ちしゃくいん)があります。
長谷川等伯一門による障壁画と庭園が見どころ。
とは言っても、「楓図」と「松に秋草図」は東京国立博物館に出張中。
見ることができたのは、「十六羅漢図」と息子久蔵の「桜図」
久蔵の「桜図」は、父等伯ほどのシャープさはありませんが、桜の木を力強く描いています。
この絵を描いた翌年亡くなってしまったのが惜しまれます。
結婚して子孫があれば、狩野派のように、長谷川派として隆盛を誇ったかもしれませんね。
庭園は池の向こうにツツジの木におおわれた山があり、それはみごとな眺めでした。
ツツジが咲く季節はどんなに美しいことでしょう。
智積院会館という宿坊があるそうです。
朝勤行に参加しなければならないそうですが、ちょっと泊まってみたい気がします。

さて、次はどこに行きましょうか。
高台寺、清水寺を考えていたのですが、二条城も捨てがたい。
二条城は4時、高台寺は5時、清水寺は6時がタイムリミットなので、
いったん京都駅に戻って、地下鉄で二条城へ向かうことに決めました。
by hanakannzasi-716 | 2010-03-13 00:54 | |
2010年 03月 11日 |
京都駅に戻りバスの一日乗車券を求めます。
500円で均一区間内なら何度乗ってもOK。上手に利用しなくっちゃ!
今まで何回か京都に行っている筈なのですが、
なぜか嵐山、大原など郊外を訪れることが多くて、
洛中の有名な寺院には意外と行っていないのです。
性格がひねくれているせいかな(笑)
そういうわけで、今回はバリバリの有名どころをガンガン攻めようと思います。
「三十三間堂」
長い長い建物にびっくり!
なにしろ三十三も柱間があるというのですから。
内部には行けども行けども続く千手観音像。
こんなに複雑な仏像をよくもこれだけ並べたものです。圧巻!!
そして、両端の風神・雷神。すごい迫力です。
その間に並ぶ二十八部衆もそれぞれ個性的で面白い!!
いやはや昔の日本人は何てすごいものを作ったのでしょう。
アートを突き抜けています。
ある意味異常とも言えるような・・・
救いを求める気持ちの強さに圧倒されます。

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by hanakannzasi-716 | 2010-03-11 21:11 | |
2010年 03月 10日 |
駅の名も東寺。京都から一駅です。
現役の修学旅行生がぞろぞろ降りたので、私もそのあとを歩いて東寺へ。
今頃修学旅行って、もしかしたら新型インフルで延期になったのかな?
傘をさそうか迷うくらいの雨が降っています。
東寺は密教のお寺。弘法大師空海が講堂や仏像を造営しました。
昨年美術検定講座で、東寺の立体曼陀羅について学んで以来、
一度行ってみたいと思っていました。
講堂に入ると、五菩薩、五如来、五明王の他、四隅に四天王、両端に梵天、帝釈天がいます。
全部で21体が立体曼陀羅を構成しています。
センターの大日如来は、もう悟りきったという表情。
菩薩はまだ勉強中の身。明王は怒りをあらわに表情豊かです。
そして、梵天さんはがちょう3匹の上に乗っています。肩幅が広くて肉感的!
一番惹かれたのは象に乗った帝釈天さん。
伏し目がちで思い悩んでいる表情が何とも魅力的なのです。
これら仏像の前には、法具が並んでいる台のようなものがあります。
密教のお寺の特徴のようですが、何のためにあるのかよくわかりません。
弘法大師空海の祈りが時を超えてメッセージを伝える教王護国寺東寺。
五重塔の手前には早咲きの桜なのか梅なのか美しく花開いていました。

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by hanakannzasi-716 | 2010-03-10 23:50 | |
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