響の言葉
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2009年 08月 29日 |
世田谷美術館は遠いんですよ、不便なんですよ。
でも、とても魅力的な美術館なので行ってきました。
「メキシコ20世紀絵画展」
まずはフリーダ・カーロの「メダリオンをつけた自画像」
小さな絵ですがインパクトあります。
メキシコの民族花嫁衣装を身につけた本人が涙を3粒こぼしています。
病気や事故で人並み以上の苦しみを背負い、
溢れる才能を開花させながらも、
涙が自然とこぼれてくる。
それはまるでメキシコの歴史が背負った苦しみを体現しているかのようです。
メキシコはスペインの植民地支配に長い間苦しめられました。
メキシコ革命により自国のアイデンティティを回復する過程において、
人々に向けて強いメッセージを発現する壁画運動がおこりました。
今回の展覧会では壁画そのものは見ることはできませんが、
壁画運動を推し進めていった画家たちの作品が展示されています。
一度も植民地になったことがない日本には、
なかなか深いところまで理解するのは難しいのかもしれません。
ですが、400年前。
メキシコの船が千葉県に漂着した時、
地元の海女や漁師たちが乗組員を救助し、
日本人が用意した船で無事帰国したそうです。
江戸時代初期のそんな時代に、そんなことがあったんですね!!
by hanakannzasi-716 | 2009-08-29 22:44 | アート | Comments(0) |
2009年 08月 27日 |
黒蜜堂さんのご紹介です。
展示そのものは既に終わってしまいましたので、
詳細は 黒蜜堂さんのブログ をご覧ください。

盲学校の生徒さんと言っても、全盲の方、数年前まで見えていた方、視力が弱い方・・・などいろいろなケースがあると思います。
ですが、視覚に頼ることなく触覚と想像力を源として創りあげた作品には力強い意思がみなぎり、障害があるとかないとか、そんなことは超えて何かを訴えかけてくるオーラを感じました。
同時開催として、「手で見る北斎」試作版の展示がありました。
視覚障害を持つ方が北斎の「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」を理解するために工夫されています。
触ってわかるように浮き彫りを使用しているのはもちろんですが、
三艘の船の位置関係や、日本地図の中の富士山の説明など、何枚も何枚も費やして絵全体を理解できるようにもっていきます。
視覚に障害がほとんどない私(老眼はありますけど)でも、こんなに1枚の絵をいろいろな側面から理解しようとしたことがあっただろうか・・・と思いました。
さっと見て、わかったような気になっていることが多いのかもしれません。
また、目をつぶって浮き彫りの絵を触った時に、
普段使っていない脳のある部分が働き出したような、
未知の能力の一端に触れたような感覚を持ちました。
美術は視覚だけで感じるものではないのかもしれない。
底知れない可能性を人間は秘めているのかもしれません。
by hanakannzasi-716 | 2009-08-27 22:03 | アート | Comments(0) |
2009年 08月 25日 |
私はよくこんな質問を受けます。
「どうしてそんなに美術館に行くの?すごいね!」
ほんと、どうしてなんでしょうね(笑)
私は昔から何かを熱狂的に好きになることがほとんどありませんでした。
音楽を聴いても、いいと思っても誰かのファンになったことがない。
歌舞伎も1年以上観ていて、好きな役者さんができてもおかしくないのに、
実は特に好きな人はいません。
ただ、誰が好き?って問われたときに答えるために、
「海老蔵さん」を用意しています。(海老蔵さんごめんなさい)
クラシックでも、私はバッハを聴くことが多いですけど、好きってほどじゃありません。
ただ、何度聴いても飽きないので聴いている、それだけです。
人間を好きになったことがない。
何かに夢中になったことがない。
だから、絵も同じです。
この絵が好きで好きでたまらない、とか、
この画家が好き!!
とかあまりないのです。
あえて言えばルドンやモローかな・・・

ただ、いろいろな絵を観ていて楽しいし、
一つのことが他の何かにつながったと感じる一瞬があって、
そんな時ウキウキするのです。
歌舞伎も役者さんがどうのこうのより、観ること自体が楽しくて、
目が覚めるような演出に出合ったとき感動する、その瞬間が嬉しくてたまらない。
美術に関しては、
作品やその作者を通して世界がおぼろげながら見えてくる、
歴史が大の苦手な私が美術作品を通して少しずつ理解できてくることがあって、
それがとても面白い!!
だから、
何かが好きという感覚に鈍い私だけれども、
観ることが止められない。
一つの穴を掘り続けることでいろいろなものがつながってくるのが楽しみで、
それで美術館巡りをしています。
by hanakannzasi-716 | 2009-08-25 22:58 | アート | Comments(0) |
2009年 08月 24日 |
御岳は2回め。昨年御岳美術館を訪れたのが1回目です。
そして今回の目的は「せせらぎの里美術館」ぶんさんの記事で知った犬塚勉さんの絵を観るためです。
日曜美術館という番組で取り上げられてから、この奥多摩の小さな美術館はいつにない賑わいを見せているそうです。この日もたくさんの人が訪れていました。
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スーパーリアリズムというのでしょうか。
まるで解像度の高い写真のように、草の一本一本、木の肌や石の表面のデティールが描きこまれています。
匂いや湿気、日なたの熱気までが感じられ、窒息しそうなほどの密度で迫ってきます。
しかも人間は描かれていません。生の自然だけ。
アンドリュー・ワイエスの自然描写にとても似ているのですが、人間を描いていないところが大きな違いのように思えました。
ここまで自然そのものにこだわり、自然に向き合って描き続けた情熱はどこからきたのだろうかと思います。
登山が好きで、最後は「水をもう一度見てくる」と谷川岳に出かけ、そのまま帰ってこなかったそうです。
39年の生涯。教師として生き、生きている間は画家として脚光を浴びることはありませんでした。
そして今、静かなブーム。
自然は人間に容赦しません。命を奪うときは逡巡さえしません。
厳しい存在でありながら、圧倒的な美しさを持ち、私たちを包み込んでいます。
犬塚勉さんの絵は、そのような本来の自然の姿を写し取っているように思えました。

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by hanakannzasi-716 | 2009-08-24 21:25 | アート | Comments(4) |
2009年 08月 23日 |
「本日は御岳山ケーブルカーをご利用いただきましてありがとうございます。
最近大人気の高尾山ではなく、御岳山に来ていただいて本当に嬉しいです!!
いやー内輪話で恐縮ですが、夏休み前半は天候不順でお客様もまばらでしてね、
来るのはカップルばかり・・・気を使って大変だったんですよ。
おかげさまでお天気も良くなりまして、こうして御岳山も賑わいを取り戻してまいりました。
これからも高尾山ではなく、御岳山、御岳山を是非是非よろしくお願いいたしま~す♪」
選挙運動みたいなアナウンスに苦笑しながらケーブルカーで楽ちん山登り!!
ケーブルカー終点からはさらにリフトで展望台へ。
それからレンゲショウマの群生を鑑賞しながら降り、御岳神社をめざして歩きました。
道は良いのですが、かなりきつい勾配に汗びっしょり。
運動不足を少しは解消できました。
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by hanakannzasi-716 | 2009-08-23 21:48 | | Comments(0) |
2009年 08月 22日 |
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レンゲショウマという花の群生地です。
花に全然ピン合ってませんが^^;
御岳山、なかなかいいところでした。
by hanakannzasi-716 | 2009-08-22 22:00 | | Comments(0) |
2009年 08月 20日 |
e0027681_2284922.jpg牧島如鳩という名前はこの展覧会で初めて知った。
ハリストス正教会の伝道者として、イコン(聖像)を描くことを出発点とし、
次第に日本の土着宗教、そして仏教へと傾いていき、
その絵はあらゆる宗教的なものを包括したような混沌としたものになっていく。
幼子を抱いた観音を描いた像には思わずのけぞってしまった。
幼子はキリストの面影を残しているが、
観音の顔はほとんど仏像のそれであり、むき出しの乳首が生々しい。
聖母子のイコンと並べると更に奇妙さが浮き立つ。
千手観音菩薩のきらびやかさと生々しさ。
いかがわしいと言っても過言ではないほどの異彩を放っている。
会場には宗教音楽が流れ、異様な雰囲気が漂っていた。
日本人の宗教観というのはまさにこんな混沌としたイメージなのかもしれない。

牧島如鳩 展
by hanakannzasi-716 | 2009-08-20 22:10 | アート | Comments(2) |
2009年 08月 19日 |
e0027681_2231235.gif新横浜でこだま号を降り、横浜へと向かいました。
そごう6階へ駆け上がり、「まだ入れますかっ?」
閉館まで30分。荷物をロッカーに入れて息を整えます。
有料なら諦めるところですが、ミレニアムカードで無料なので^^;
ビュフェとアナベルー愛と美の軌跡 展
芸術家とその恋人をテーマにした展覧会は珍しくありません。
シャガールとベラ
モディリアーニとジャンヌ
ピカソは女性の人数が多すぎていただけませんけど(笑)
ビュフェとアナベルもステキなカップルです。
アナベルをモデルにした絵には愛が溢れています。
いいですね、こんな人生。
でも、ビュフェは晩年病におかされ、自ら命を絶つのです。
晩年の作品「狂女たち」などは、凄惨さを増してきています。
そんなビュフェをアナベルはどんな思いで見つめていたのでしょうか・・・

ビュフェと言えばニューオータニ美術館で目にした鶴の絵を思い出します。
黒い直線的な描線が印象的です。
by hanakannzasi-716 | 2009-08-19 22:04 | アート | Comments(2) |
2009年 08月 18日 |
午後1時に始まった同窓会は4次会まで延々と続いたようですが、
私は3次会まで。その日はお友達の家に泊まりました。
さすがにぐったり^^; 気疲れのせいか翌日は体重が減っていました。

翌日はお友達3人と懐かしい場所を回りました。
展望台から眺めた静岡のまちは、
海、山、川と明るい光にあふれた風光明媚な場所です。
中学生だったあの頃はその美しさに気づいてもいませんでした。
お昼は清水まで車を飛ばして新鮮なお寿司をいただきました。
私の故郷のひとつ、静岡。
またいつか訪れようと思います。

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by hanakannzasi-716 | 2009-08-18 21:56 | | Comments(4) |
2009年 08月 17日 |
生まれて初めて同窓会に参加しました。
中学3年の時のです。
私は親が転勤族のため、地元ではないので、
はっきり言って知り合いは多くありません。
目立たない子だったので友達も限られています。
しかも中学校のある場所には既に親もいないし、
実に二十数年ぶりにその地を踏んだ、というご無沙汰ぶり。
思い切って参加してみての感想は、
人生いろいろ・・・

50歳、あるいはもうすぐ50歳という人々の集団をまざまざと見たわけですが、
女性はとても美しく体型も変わらずはっきり言って派手な身なりの方が多い。
おそらくそういう方が主に出席されるのだろうと思いますが・・・
男性は髪型がすっかり変わっていらっしゃる方が多かったですね(笑)
どちらにしても、現在の自分を肯定的に考えられる方が多く出席しているのだと想像しました。
友達が少ない私にも、
「Kちゃん!!」と覚えていて声をかけてくれる方も数人いて、すごく嬉しかったです。
驚いたのは先生方がほとんど元気でいらっしゃったこと。
担任の先生ともお話しましたが、おそらく前の日にアルバムを見て復習されたのでしょうが、
「どこどこに住んでいたなにさんですね」と話がかみ合って、
さすがプロだなぁ、と感心することしきりでした。

本当に会いたいと思った人は欠席されていました。
by hanakannzasi-716 | 2009-08-17 23:58 | | Comments(0) |
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