響の言葉
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見学してきました。
2007年 01月 03日 |
e0027681_8442214.jpg以前から一度行ってみたい、と思いながら何となくためらっていたのですが、お正月なら、初詣の人ごみに紛れてクリアできそう・・・
とまあ、そんな魂胆で見学してまいりました。靖国神社。
九段下から地上に上がると、結構な人出です。ごく普通の初詣の人波。でも道路には黒い車がいっぱい停まっています。やっぱり雰囲気違うなぁ。
東京理科大ってこんな所にあったんだ、と思いながら鳥居をくぐると、両側には焼きそばやお焼き、リンゴ飴などのお店が並んでいます。お祭りみたい。
ごめんなさいね、と拝殿を素通り。遊就館へと向かいます。この遊就館、明治時代の初めから第二次世界大戦までの、戦争に関する資料が展示されている軍事博物館です。非常に充実した展示内容で、回るのにやたら時間がかかりました。「私たちは忘れない」という映画が50分。結局3時間以上神社の中にいました。
つい最近私は、「爆笑問題の戦争論」という本を読みました。漫才形式ですが、扱っている内容はまさに日本近現代史、戦争の歴史です。遊就館の映画を見て、笑うしかありませんでした。扱っている内容はほとんど爆笑問題と同じなのに、戦争に至る説明が真逆なのです。太平洋戦争に関しては、爆笑問題のほうは、アジアへの侵略戦争としての捉え方。遊就館では、アメリカに経済制裁され、民族として踏みにじられて止む無く戦争に突入したという見方になります。
結局どちらの情報を受け取るかで、人の考えが決まってしまう場合がほとんどなのでしょう。いきなり遊就館に連れてこられた子どもたちは、映画を見て感動し、「そうなんだ・・・」と鵜呑みにすると思いますし、親や先生が別の史観の持ち主であれば、また違う考え方が頭に入っていくわけです。
展示の終わりのほうには、戦争の犠牲になった人々の写真が延々と貼られていました。いわゆる英霊です。展示が終わるとお土産コーナー。「自衛隊まんじゅう」なんていうのがあったので、カメラを取り出して撮ろうとすると「システムエラー」が出ました。警備員の目がコチラへ向いたのでさっとカメラをしまいました。展示室は撮影禁止なのはわかっていましたが、お土産コーナーまでダメとは・・・外に出るとカメラは普通に戻っていましたので、館内では何らかの細工がされているのでしょうか。
やはり靖国神社は、普通の神社と違って、重苦しい空気が漂っている気がしました。
by hanakannzasi-716 | 2007-01-03 08:48 | | Comments(4) |
Commented by kathy at 2007-01-03 22:25 x
ある大学の先生が学生をA、B2班に分けて、こんな実験を…。
A班…機動隊にめちゃくちゃに殴られる学生たちの映像を。
B班…学生たちの角棒で血らだけになる機動隊の映像を。
映像を見せた後、「誰が悪い?」と聞くとA班の学生は「機動隊」と言い、B班は「学生」と答えたそうです。
意図的に情報を編集することで、世論は操作できるということをこの先生は示したのでしょう。
ヒットラー政権のゲッペルス宣伝相は「ウソも100回繰り返せば本物になる」と言っています。
響さんの言う通り、「いきなり遊就館に連れてこられた子どもたちは、映画を見て感動」するかもしれませんね。アブナイことです。

>カメラを取り出して撮ろうとすると「システムエラー」が出ました…。
ホントに何かがあるかも。いつか機会があったらkathyも試してみますか。
Commented by hanakannzasi-716 at 2007-01-04 00:58
kathyさん、面白い実験ですね。そして、人間というのはかくも単純なものなのですね。
映像は洗脳などにも使われますよね。ドキュメンタリーにしても、視点が違うと全然違うものが出来上がるだろうし・・・
先日、テレビで硫黄島の生き残り兵の方が、「国家を守るためには戦わなければならない。子どもや孫が戦争に行くことになってもそれは仕方のない事だ」とおっしゃっていたのを思い出します。子どもの頃に受けた強烈な洗脳は一生消えないのか、と愕然としました。
Commented by nitonyan at 2007-01-05 00:17
私の育った街は、まさに軍の街でした。港には日露戦争から太平洋戦争まで使われた軍艦が未だに残っています。その軍艦の中は展示室になっているのですが、今の展示は「自衛隊の活動の紹介」で、私が小さいころに観た「太平洋戦争の傷跡」とはまったく違うものです。弾丸の跡、血の染まった軍服、同じく血だらけの旗、慰問袋、、、それらを幼いころに観てしまった私は、小学生のころ何度も何度もアメリカ兵に殺される夢や自決する夢を見ました。安保の頃、町中を埋め尽くすデモ隊の恐ろしさに振るえ、事情をしらない私は、明日にでもまた戦争が始まると思って、どこに防空壕を掘ろうかと真剣に悩んだことがあります。
情報は、公開する側の意図が明らかであるほど、影響は端的に出ますね。
Commented by hanakannzasi-716 at 2007-01-05 00:54
nitonyanさん、こんばんわ。
子どもの感受性は侮れないものがありますね。
私も戦争の写真を見て、すごいショックを受けたことがあります。
遊就館に、安易に子どもを連れて行かなくてよかった、と今思っています。
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