響の言葉
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イタリア美術とナポレオン展
2009年 09月 22日 |
大丸ミュージアムは、天井の空調?の音と匂いに閉口したことがあって、
あまり良いイメージがないのだけど、
評判が良さそうなので出かけてみた。
空調の音は、最初だけ気になったが、あとはそれほどでもなかった。
アンケートに書いたから改善されたのかな^^;

ナポレオンの叔父にあたるフェッシュ卿のコレクションを核とした
コルシカ島のフェッシュ美術館の所蔵品。
15世紀から20世紀のイタリア美術の流れをざっと追うことができる。
目玉はジョバンニ・ベッリーニの「聖母子」とボッティチェッリの「聖母子と天使」
ベッリーニのマリアは力の抜けた表情で、さりげない優しさを感じる。
普遍的な親子の愛情が伝わってくる。
ボッテチェッリ。マリアとイエスの顔がぴったりくっついて微笑ましい。
2人を支える天使は、ヴェロッキオの「キリストの洗礼」に出てくる左側の天使に似ていると思った。
(若きダ・ビンチが描いたと言われる天使だ。)
縁を飾るリースのような装飾はいいのだけど、床のもやもやは何なのかとても気になった。
褪色してしまったのだろうか・・・
静物画にも面白い絵が多かった。
亀がお腹を見せている絵が印象に残った。ちょっと気持ちが悪いけど面白い。
後半はナポレオン一族の肖像画。
ナポレオンはお母さんにそっくり!
能力のある人だったかもしれないが、失礼ながら人間的に魅力を感じない。
デスマスクをじっくり眺めた。
歴史上の人物が身近に感じられた。
イタリア美術とナポレオン展_e0027681_22514940.jpg

by hanakannzasi-716 | 2009-09-22 22:27 | アート | Comments(2) |
Commented by 一村雨 at 2009-09-23 04:54 x
あのカメはちょっとグロテスクでしたね。
魚はいいけれども、カメの死骸にはちょっと退いてしまいます。
Commented by hanakannzasi-716 at 2009-09-23 10:46
確かに、よく考えてみれば死んでいるんでした・・・
描いているうちに腐ってくるはず。
想像するだけで気持ち悪くなりますね。
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